心穏やかに日常を過ごす5つの方法!
こんにちは。しゅんです。
今日は、普段何気なく、いや、とらわれて損な人生を歩んでいるかもしれない考え方や習慣を見直そうという話です。
私たちは日常を送るうえで、様々なやらないといけないことがあります。
ご飯を食べる、掃除をする、洗濯をする、買い物に行く、歯を磨く、お風呂に入る・・・。
お金持ちか貧乏かに関わらず、これらを行う必要はあります。
しかし、あなたはこういった日常的なことをやる中で、家族と関係が悪くなったり、精神的につらくなったりして、穏やかに過ごすことができていない、なんてことはありませんか?
実は、僕もそうでした。
しかし、考え方を変え、習慣を変えることで、穏やかな心で過ごすことができるようになります。
今日はその手法をいくつか紹介します!
他に選択肢がないか考える
ある家庭では、夕食を食べてから風呂に入るというのが習慣になっています。
そのため、母親がご飯を作るのが遅れると、風呂に入るのも夜遅くになってしまい、誰が先に入るかで揉めています。
また、ある家庭では、母親が洗濯ものをきっちり干したり、畳んだりするのが負担になっています。
他に選択肢がないか考えてみましょう。
前者の例でいうと、夕食を食べる前にお風呂に入ればよいだけです。
後者の例では、各自にやり方を教えて休みの日に洗濯させるという選択肢もあるし、きちんと畳まなくても丸めるだけで良いことにする、という選択肢もあるわけです。
前者のような「状況がこうだから、自分はこうするしかない」というのは非常に良くない考え方です。
自分を責めやすい人がそれを解除するためには有効な考え方ですが、人を責めるために使うと幸せになれません。
また、後者のような、「自分が全部やらなければいけない」というのも思い込みです。
しかし、日常的なことだからこそ、それが当たり前になってしまい、誰もそのほかの選択肢を考えようともしないことが多いです。
他に選択肢がないかということを、頭の柔らかクイズのように楽しんで考えてみると良いです。
やらなくていいことを見つける
私はシャワーの時間が他の人よりも長く、よく家族からはそのことで指摘を受けていました。
特段綺麗好きというわけでもなく、頭を洗い、体を洗うといったみんなと同じことをしているだけだと思っていました。
しかし、人よりも長いということは何らかの理由があるはずです。
そこで、一つ一つの動作を細分化して洗い出してみました。
すると、これはやめてもいいかな、というものに気づきました。
- 髪の毛の二度洗い
- 毎日体をゴシゴシ洗っている
中学生のころに、思春期は脂が多く出るから、髪の毛も2度洗いしたほうが良いという話を聞きました。
それ以来、ずっと2度洗いが習慣化し、当たり前になっていたのですが、20代後半になった今、一回でいいのではないかと思いました。
また、毎日毎日ボディーソープをしっかりつけて、体をゴシゴシ洗うのを週に一回くらいに抑えることで、時間とボディーソープの節約になると思いました。
ほかの日は簡単に泡をつけて肌を撫でる程度でもいいな、と思いました。
で、やめてなにか困ったかというと・・・なにも困りませんでしたw。
例えば、シャンプーの時間が長いという女性であれば、リンスインシャンプーを使うとか、最初からショートカットにするという選択肢もあります。
これは、最初からやらなくていい状態を作るということですね。
実際には、「全くもって不要なこと」というのはなかなかないものです。
上の例でいうと、全くお風呂に入らないわけにはいきませんからね。
しかし、「これは省略しても致命傷にはならないな」というものは結構あったりします。
そういったものを探してみてくださいね!
費用対効果を考える
いわゆるコスパというやつですね。
野菜を100円安く買うために、隣町のスーパーまで車で出かける人がいるとします。
しかし本当に100円得したでしょうか?
・・・
答えは、否です。
だって、隣町に車で行くということは近くのスーパーに行くよりも、ガソリンを多く使うことになるからです。
その分のガソリン代は、100円以上になるかもしれませんよ。
じゃあ、歩いていけばいいじゃんと思われたかもしれません。
確かに移動にはお金はかかりません。
・・・
しかし、歩いていくと1時間かかるとしたらどうでしょうか。往復2時間です。
それで自分もくたくたになるし、夕飯の支度が遅くなることで家族に文句を言われるかもしれません。
果たして、これに100円分の価値があるでしょうか?
費用対効果を考えるというのはこういうことです。
「費用」にはお金だけでなく、「時間」や「精神」も含まれるので覚えておいてください。
上記の例からもわかりますよね。
自分の行動が効果に見合っているかどうかを常に考えてみましょう。
目的と手段を明確にする
「費用対効果」について説明しましたが、誤解しないでいただきたいのは、決してケチになれと言っているわけではありません。
むしろ、無意味にケチになることはさまざまな危険性があります。
次に紹介するのは、過剰に節約を意識しすぎたために、家族の関係が悪くなってしまったケースです。
ある家庭では、父親が「今日から我が家では節約するぞ!無駄遣いは許さないからな!」といきなり言い出しました。
そして、水の使い過ぎはダメ、電気のつけっぱなしはダメ、無駄なものを買うのもダメといいました。
一見、まっとうな節約方法に見えますよね。
そして、妻に食材はスーパーをはしごして1円でも安いところで買うようにいいつけました。
妻は、「それは疲れるし、ガソリン代もかかる」といいたかったのですが、口答えすると怒るので言えませんでした。
また、子供たちは、父親の言うことを真面目に聞いて、水や電気のムダ遣いをしないという意識は持ちました。
しかし、そこは年頃の子供達です。
気を付けていても、おしゃれのために水を使いすぎてしまったり、夜更かしして電気をつけっぱなしにしてしまうことはあります。
また、父親は子供たちの日常的な行動にも指摘するようになりました。
例えば、自分のお小遣いで買ったものに対しても、もったいない、使い方がおかしいというのです。
子どもたちは、自分のものをどうしようが勝手じゃないか、と思うのですが、例のごとく言えません。
また、うっかりジュースをこぼしてしまったときも烈火のごとく怒ります。
しだいに、家族がピリピリした空気に包まれるようになりました。
子どもたちは、いつ怒られるかと思い、水道口をひねったり、電気のスイッチを触ることに罪悪感を覚えるようになりました。
この話における節約についてのまずい点は3つあります。
- 目的を明確にしていないこと
- 手段を明確にしていないこと
- 目的と手段を家族で共有しないまま始めたこと
まず、目的ですが、節約すること自体は目的ではないことに注意です。
節約してお金をためて、何がしたいのか、それを明確にする必要がありました。
次に、手段についてです。
この話では、手あたり次第、ムダ遣いをしないとか、少しでも安い値段でものを買うとかいう方法で節約をしようとしていました。
しかし、ちゃんと費用対効果を考えたうえでの手段だったでしょうか?
というより、そもそも手段を決めていたでしょうか?
最後に、目的と手段の共有についてです。
お金をためて何がしたいのか、家族にとってどんなメリットがあるのかを説明する必要があります。
また、そのためにどんな方法をとるのかをルール決めをして共有する必要があります。
逆に言えば、ルールにないことはやらなくても良いというようにします。
そして、ルールで困ったことや、辛い時には相談できる環境にします。
このように目的と手段を明確にして共有すれば、周囲も納得して取り組んでくれ、自発的に提案もしてくれるようにさえなるのです。
おわりに ~精神的に満足しているかどうか考える~
いかがでしたでしょうか。
私がこの記事を書いた理由は、あなたに精神的に穏やかに過ごしてほしいからです。
節約やライフハックを紹介すること自体は目的ではありませんでした。
お金や時間を節約できても、精神的に満足できていなければ、本末転倒です。
お金や時間を使うことで、得られる精神的な満足があります。
例えば、隣町のスーパーまで子供と一緒にドライブがてらに行き、会話を楽しむとか。
あるいは、車のほうが速いけど、健康のために一時間歩くとか。
節約も大事だけど、子供たちが元気で笑っていることを優先するとか。
自分の意思で目的を定め、得られる価値を考えて「お金」「時間」「精神」を使ってください。
そしてぜひ、楽しく笑って日々を過ごしてくださいね。
こういう風に考え方を変えてみたよというのがあれば、メッセージをお待ちしております!
問い合わせフォームからお送りください。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました^^